前回、
https://megleaf.com/our-agriculture-theory/
で、農学について触れました。
今回は日本と西洋の農学部の観点の違いについて見ていきましょう。
西洋の農学部
西洋の農学部は基本的に農学部は農業のことしか扱いません。
たとえば、食品学部というものが海外にはあり、
食品は食品学部が扱います。
海外には林学部も存在します。
また、水産学部も海外には存在しています。
つまり、前回の記事でAgricultureという英単語は、
生活を同じ場所で続けることだと言いました。
西洋の農学部とFのファクター
- FoodもF、
- FarmもF
- ForestもF、
- FisherもF、
- FamilyもF、
- FrendもF、
- FactorもF、
- FollowもF
です。
私はFにはなんかしらの意味があるのではないか?と思い、
インターネットをサーフィンしました。
よく考えれば、Fという字自体が、
縦の棒に横の棒がFitしたものです。
https://ameblo.jp/uplosder1000/entry-12601931104.html
によると、
Fとは「内向きにくっつく」という意味で、
Eとは異なり、「上の方から外へ向かう」という意味があります。
Eはこじ開けたり、やたらぐいぐいくる表意文字だそうですが、
Fは軽い・速いという意味です。
くっつき虫です。
結局はLiFeに結びついている訳です。
専門的な農学部と総合的な農学部
結論から言えば、
西洋の農学部は専門的な農学部が多く農に特化しています。
日本のように水産や林業や食品まではあまり扱いません。
一方で日本の農学部は総合学部ともけなされたりします。
露地栽培から広がる農作業などの農芸や、
施設園芸も扱いますし、
食品科学なども農学部の担当です。
また、微生物の研究や昆虫の研究、
植物学や動物学(家畜・ペット・獣医)、
細菌の研究も農学部の領域です。
さらに、林業や水産業も農学部が扱っています。
最近では環境保護活動も農学部が担当していますし、
農学部は農業機械も農業土木も扱っており、非常に奥行きが深いです。
さらに、そんな理系分野だけではないのが農学部です。
農政も農学部、農業経営も農学部、農業経済学も農学部の管轄で、
農村社会学も農学部、農村地域の研究も農学部が行っています。
農村だけではありません。都市農業も農学部の管轄です。
農政も扱っているので、農に関する法律も農学部です。
さらに、農業文学やアグリツーリズム(農村観光)なども農学部です。
さらには農業を通した教育も農学部の案件です。
このように専門が未分化であるのが、
日本の農学部の特徴と言えます。
夢がないなら農学部に行けば、
未来の決定を先送りにすることができます。
農学概論はまだまだ続く予定です。